こんにちは。ShotaMantaです。
本記事では、夜の撮影が上手くなるコツについてご紹介します。
早速ですが、本記事を見つけた皆さんは以下のような悩みをお持ちではないでしょうか?
- カメラを購入したけど夜の撮影が苦手
- カメラの写真よりも携帯のナイトモードで撮影した写真のほうがきれい・・・
- 夜間撮影のコツが知りたい
いかがでしょうか。
初心者の方の中には、カメラで夜の撮影がうまくいかずガッカリしている方も多いはず。
結論からお話すると、カメラをうまく活用できれば携帯よりも確実にきれいな夜景を撮影することができます。
本記事は上記のような悩みを持つ方に向けて、夜景写真が簡単に撮れるコツをご紹介していきます。
なぜ夜の撮影は難しい?
夜の撮影が難しい理由
初心者の方の中には、夜のスナップや夜景など、夜でもきれいな写真を撮りたいという期待を込めてカメラを購入した方も多いのではないでしょうか。
私もそのうちの一人です。しかし、初心者の頃の苦い思い出は今でも覚えています。撮れる写真はノイズがかかっていたり、ブレブレの写真ばかり。携帯のほうがよっぽど良い写真を撮影することができました。
では、なぜこんなにも夜の撮影は難しいのでしょうか。理由は、主に以下の通りです。
光量:光が少なく、適切な露出を得るのが困難なため。
シャッタースピード:シャッタースピードが遅くなり、手ブレが発生しやすくなるため。
ノイズ:暗い環境ではISO感度の調節が難しく、感度を上げすぎるとノイズが発生するため。
こう聞くと、夜の撮影を諦める方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現代のカメラは優秀です。適切な設定をしてあげれば驚くほど綺麗な夜景も撮影可能です。
まずは、必要な機材について紹介していきます。
夜の撮影に必要な機材
夜の撮影に必要な機材は以下の通りです
- 明るいレンズ(F値の小さいレンズ):より多くの光を取り入れることができ、暗い場所での撮影に有利です。できればF2.8以下のレンズを用意しましょう。
- 三脚:手ブレを防ぎ、長時間露光を可能にする必須アイテムです。
- リモートシャッター:シャッターボタンを押す際の振動を防ぎ、より鮮明な写真を撮影することができます。
特に、三脚とリモートシャッターは、まだ購入していない方が多いのではないでしょうか。私自身、初心者の頃は三脚を購入しておらず、すべて手持ちで撮影していました。
しかし、いくら高性能なカメラでも、手持ちの撮影では限界があります。夜の撮影、夜景を撮影したい方は三脚とリモートシャッターを準備しましょう。
シーン別カメラの設定方法
この章では、各撮影シーン別にカメラの設定方法についてご紹介していきます。
主に以下5つの観点からコツをご紹介しますので、ぜひ真似して撮影してみてください。
- 撮影モード
- 絞り
- シャッタースピード
- ISO感度
- 必要機材
夜のスナップ
まずはスナップ写真です。
夜のスナップ写真は、クリスマスのイルミネーションや夜デート等に欠かせません。綺麗な写真を思い出として残したい人もたくさんいるはず。

実は、夜のスナップ写真はそこまで難しくありません。また、三脚なども必要ありません。
ぜひ以下の設定で撮影してみてください。
カメラの設定目安
- 撮影モード:Aモード
- 絞り:F2.8前後(明るいレンズの場合はF1.4まで絞りを開放)
- シャッタースピード:1/30秒〜1/60秒
- ISO感度:3200まで
- 必要機材:明るいレンズ
上記の設定はあくまで目安ですが、ほとんどのシーンで対応できるはずです。
もし明るいレンズを持っていないという方は、ISO感度を6400程度まで上げてみてください。ノイズは多少出てしまいますが、十分綺麗な写真が撮影できるはずです。
夜景
続いては夜景写真です。
初心者の方の中には、綺麗な夜景写真に憧れてカメラを購入したという方も多いのではないでしょうか。
スナップ写真と比較するとやや難しいですが、夜景写真はコツさえ掴めば誰でも撮影可能です。ただし、三脚が必須となりますので、あらかじめ準備しておきましょう。

カメラの設定目安
- 撮影モード:Mモード
- 絞り:F8.0前後(被写界深度を確保するため)
- シャッタースピード:1秒〜30秒(写真の明るさに応じて調節)
- ISO感度:100(ノイズを最小限に抑えるため)
- 必要機材:三脚
いかがでしょうか。
私のブログでカメラの3要素について学んできた皆さんの中には、「夜なのに絞りもISO感度もこんな数値で撮影できるの?!」と疑問に思った方も多いはず。
皆さんの感覚は正しいです。なぜなら、シャッタースピード以外は昼と同じ設定だからです。
結論として、夜間撮影の際は、絞りとISO感度の明るさが足りない分をシャッタースピードで補う点が一番のキーポイントです。そうすることで、昼間と同じ画質・被写界深度で夜景を撮影することができます。
だからこそ、三脚が必須なのです。
私は今でも、夜景を初めて綺麗に撮影できたときの感動を覚えています。みなさんもぜひ、真似をして撮影してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最近の携帯カメラはどんどん進化してきており、昼間の写真はそこまで見た目に差は無いようにも思えます。
しかし、夜の撮影はカメラの最大の出番です。(※設定を間違えなければ)
ぜひカメラの正しい使い方を学んでいただき、これからも思い出を積み重ねていきましょう。
本記事は以上となります。ご覧いただき、誠にありがとうございました。
ShotaManta
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