【写真の上達に向けて】カメラの歴史から読み解く写真の本質とは

撮影テクニック

こんにちは。ShotaMantaです。

本記事では、カメラの起源から歴史についてご紹介し、写真の本質について言及していきます。

写真を上達させるヒントが見つかると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

早速ですが、皆さんはカメラの起源はご存知でしょうか。

カメラの起源は、紀元前4世紀頃のアリストテレスの時代にまで遡ります。当時、小さな穴を通して外の景色が逆さまに投影される現象が発見され、その技術がカメラの起源と考えられています。

本記事が、あなたの写真を上達させ、「カメラ」をさらに好きになるきっかけとなれば幸いです。

カメラの歴史

起源

一番最初のカメラは、簡単に言えば小さな穴が空いた黒い箱でした。

普段は穴を閉じておき、いざ穴を開けると、外の景色に反射した光が入り込み、穴の反対側の内面に像が浮かび上がります。この仕組みは「カメラ・オブスキュラ」と呼ばれ、ラテン語で「暗い部屋」という意味です。

この原理は、ルネサンス期の画家たちによってデッサンや絵画制作の補助ツールとして活用されました。レオナルド・ダ・ヴィンチも、この原理について詳しく記述しています。当初写し出された画像は、すぐに消えてしまう儚いものでした。

その後、16世紀になると携帯可能な小型のカメラ・オブスキュラが開発され、より実用的なものとなりました。これが現代のカメラの原型となったのです。

実際に写真として記録できるようになったのは、1826年にフランスのニセフォール・ニエプスが「ヘリオグラフィー」という技術で世界初の写真を撮影してからです。

フィルムからデジタルへ

絞りの改良シャッター速度の向上など、ここ150年間でカメラは着実に進歩してきました。特にフィルムカメラからデジタルカメラに変わったデジタル革命では、世界の人々に衝撃を与えました。

デジタル革命の影響で、フィルムカメラはデジタルカメラに置き換えられ、高画質・大容量の画像蓄積が可能になりました。

現在では、各社から毎年のように新作のカメラ・レンズが発売されており、携帯のカメラまでもが驚くほど綺麗な写真を撮影する時代が到来しています。

カメラとは

写真の本質

ここまで、カメラの歴史をご紹介してきました。

歴史を理解した皆さんは、すでに写真の本質に気づいている方も多いことでしょう。

そうです。

写真の本質とは、被写体に反射した「光が集合したもの」だったのです。

初期の暗箱も、最新のカメラも、被写体の反射光を内側に導いて像を結ばせ、画像として記録する機械に過ぎません

昔のカメラに比べて、現在のカメラは高画質・高性能化がどんどん進んでいます。ただ、カメラに向き合う考え方やスキルは、今も昔もそこまで変わっていません。

「光の理解」をしっかりと押さえることこそが、上達への最大の近道なのです。

伝えたいこと

本記事で私がお伝えしたかったこと。

それは、カメラ本来の「光を集める」という工程についてもっと真剣に考えるべきだということです。

現代のデジタルカメラや携帯のカメラは、機会自体がオートで自動に設定してくれます。そのため、設定などは考えることなく、気軽に写真を撮影できるようになりました。

しかし、それこそが最大の落とし穴だと考えています。

せっかくカメラを購入したのであれば、最初からマニュアルモードで撮影することを強くおすすめします。

かなり難易度は高いですが、マニュアルモードでたくさん失敗を重ねることで、確実にスキルは上達していくことでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

私自身、初心者の頃からマニュアルモードで写真を撮影してきました。

時には、真っ白い写真、真っ黒い写真が撮れることがありました。冗談ではありません。

ただ、その失敗を経験することで、カメラ本来の「光を集める」工程の理解をかなり深めることができました。

最初からマニュアルモードで撮影するのはかなり困難です。上達が感じられず、挫折する方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、写真の上達には「光の理解」は欠かせません。上達に向け、日々努力を積み重ねていきましょう。

本記事は以上です。

ご覧いただき誠にありがとうございました。

ShotaManta

写真の本質は理解したけれども、どこかうまく撮影できないという方は、構図についても取り上げていますので、ぜひ下のリンクからチェックしてみてください。

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